【書評】教養としての金融危機

無用に危機感を煽るわけでもない冷静な語り口で、過去の金融危機を学ぶことができる。

 

読んでいて腹が立ってくるのは、やはりリーマンショックだ。ヘッジファンドなどが過大なリスクを取ったギャンブルで大儲けして、最終的な尻拭いは税金でさせるという。全財産没収したり、刑務所に収監したらいいんじゃないかと思う。

 

日本も投資銀行などの誘致に積極的だけど、社宅として六本木の高級賃貸に無料で住む外国人を補助金を出して増やす意味なんてないでしょ。他人の金でハイリスクなギャンプルをする虚業、ブルシットジョブよ。高給に値する生産的な活動なんてしてないでしょ(知らんけど)。

 

こっちは自分の金と魂を削ってデイトレして、損失も全部自分でケツもってるんやで。投機をなめんな!(利益を得られず損失しかない怨嗟をこめて)