一般的に「損切りは早く、小さく」と言われている。デイトレードなどではこれが正解だろう。
ただし、自分の場合は違うのだ。以下の記事に書いた2022年の政府の為替介入によって被ったマイナス250万円の損失は、損切りしなければプラス1,000万円まで回復していたのだ!
解説しよう。当時自分は152円でドルを52万ドル(約7,900万円)購入したのだが、直後の為替介入により円高に反転した。138円まで円高になった時点で含み損700万円。このまま以前の100円台にまで円高になるのでは・・・そうなると数千万円の損失になる・・・と恐れをなして損失確定してしまった。
結果、それまでのチョコチョコ取引で獲得していた450万円の利益が一転、250万円の損失確定となった。しかし、その後は結局円安に反転して2024年現在は155円である。
過去の2011年のレバレッジ10倍取引による300万円の損失を教訓として、このときの52万ドル(約7,900万円)はレバレッジなしで購入していた。なので、ロスカットの心配はなかったのだ。それにも関わらず損失確定してしまったのは、気持ちの弱さの現れだろう。
だから自分に言いたい。損切りはダメ!ぜったい!と。
損切りしないFX投機をするためには、以下のルールを守る必要がある
そして、何年(下手すると何十年)もの塩漬けに耐えられる精神力が必要となる。その間の証拠金はロックされて他の投資に使えなくなってしまうので、自分のように総資産の80%近くも投入するのは愚の骨頂である。
ちなみに、「これって投機じゃなくて単なる外貨預金やん・・・」と思ったあなたは正解!