【書評】失敗の科学

この本はとてもよかったのでおすすめ。

 

失敗しなければたどり着けない高みがある、というのが勇気づけられる。製品のノズル形状も、流体力学を駆使した設計よりも、試行錯誤による方法の方が最適な形状が見つけられた、といった事例などが掲載されている。

 

日本ではいかにミスをしないかが重視され、ミスをすると厳しく責め立てられる。そんな環境で育ってきたので、FXをしていてもトータルのリターンではなく、いかに勝率をあげるか(ミスをしないか)にやっきになってしまう。また、自分のミスを認めたくないから損切りもできない。

 

「失敗してもええんやで」と、FX累積損失600万円の自分に言ってあげたい。