【書評】ChatGPT時代の文系AI人材になる

Kindle Unlimitedで読める生成AI関連の本の中では、一番ちゃんとした内容だった。

 

生成AIの普及によって失業しないためには、自分の得意なこととAI活用力をかけ合わせる必要があると書いてあった。でも、自分の得意なこととしての専門領域の知識や経験も、近いうちに生成AIに簡単に追い抜かれると思うわ。

 

そうなったときにホワイトカラー職が生き残る道としては、サービス品質もスピードもコストも生成AIより劣るけど、「本物の人間が対応しています」といったある種エンタメ的な要素しかないように思う。

 

そうなると、そもそもエンタメ力が低くてロボットみたいな自分は確実に失業するだろう。だから、含み損が膨らみつつも全世界株式(オルカン)を買い続けて、生成AIを提供する資本家側に少しでも参画しようとしている。

 

あとどれぐらい今の仕事を続けられるかわからないけど、給与をもらえる間にできるだけ投資を続ける予定。失業した後は、生成AIが簡単には置き換えられない体を使った仕事で生活費を補っていくしかなさそうだ。その頃には、未経験者でもできる体を使った仕事は求職者の取り合いになっていそうだけど。